2014年7月30日水曜日

夏の伊豆大島にはみんなの基地 Kichiがある!

いよいよ夏本番!伊豆大島にも海水浴客のファミリーやカップル、グループの来島が増えています。

ちょっとうれしいのは、プチ旅気分を楽しんでいる、おひとりさま島ガールやセンスのいい男の子二人組など今まであまり見かけなかったタイプの若い人たちの姿も増えていること。ふらりと気ままに日帰りでも楽しい伊豆大島の魅力が少しずつ浸透しているようで、うれしいのです。

実は伊豆大島には岡田港と元町という高速ジェット船が到着する港がふたつあります。
ユニークなのは天候を考慮して当日、どちらの港に発着するかがわかるというシステム。夏の場合は元町に発着することが多いのですが、ときおり波や風の条件で岡田港になるときも。そんなときは朝、島内に「今日は岡田港です」というアナウンスがのどかに流れます。これも島ライフならではの日常。

先日、私が乗る船も元町港からの出港でした。
レジャー客のみなさんは周辺のお土産屋でショッピング後、客船ターミナルでうろうろしながら乗船を待っています。
でも、それってちょっとつまらなくないですか?
そこで、とっておきの穴場スポットを教えちゃいます。それが、Kichi




場所は元町の客船ターミナルの前。お土産の「たかた」さんの2階を見上げるとほら、Kichiと書かれたサインが見えるでしょ。「たかた」と「あべもり」の間の何やら古びた階段をトントンとのぼっていくと、フワリとコーヒーの香り。
中に入るとテーブルやカウチが並んだなごみの空間がゆるやかな音楽と共に出迎え、そして、「わぁ」と声をあげたくなるような元町の海の景色が窓の外に広がります。

高速ジェット船の出発まで、いつも頼むのが横浜白楽のテラコーヒーさんのスペシャリティコーヒー。ほかにも明日葉茶や、大島牛乳アイスや自家製・梅ソーダなんていう夏メニューもあり、ひかれます。
この日、外はあいにくの雨。でも、グレーにけむる水平線を見ながら、コクのあるコーヒーをゆっくりと味わうのはどこか幸せなこと。ここからなら雨に濡れることもなくターミナルへ駈け込めて、乗船タイムジャストで乗ることができる。そんな安心感もより、気持ちをふっくらとリラックスさせてくれます。

そしてKichiには地元のさまざまなお客さんも集まってきます。
コンサートやパンフェアなど手作り感のあるイベントなども行われ、Kichiファンの人たちでにぎわいます。
そう、ここはカフェであり、さらにいろんな人たちが集うコミュニティの場でもあるのです。もちろん観光客でも、誰でも温かく出迎えてくれるのがKichiのスタッフ。
7月24日から8月末までは火〜土曜連オープン(日・月曜休み)

「今日のジェットは元町だから」

そんな大島通を気取って、船に乗り込む前に、海を望むKichiでホッとなごんでみてください。



2014年6月4日水曜日

オンからオフへのスイッチはレインボーブリッジの下!

「日常」である東京・竹芝桟橋から船に乗り「非日常」の伊豆大島へ。
そのとき、心の中でオンとオフのモードが切り替わるのが東京湾にかかるレインボーブリッジ。




遠くから見たり、車で走ることはあっても下から見上げるというのは船に乗ってこそ。ジェット船なら船内から。大型船ならばデッキから。湾内はスピードを出さずゆっくり走行なので楽しみながら巨大なレインボーブリッジの雄姿が堪能できます。

ゆっくりとレインボーブリッジの下を超えた瞬間、心の中で「カチリ」とモードが切り替わる。悩み事はとりあえず都会に置いて、「さあ、島に行くぞ!」。そんな気持ちになるから不思議。



夜の大型船での出発ならば、缶ビール片手にデッキにあがり橋を超えた瞬間、プシュッと乾杯
(笑)。どんどん後ろになっていく高層ビルの夜景が、日々のストレスも流し込んでくれるようで、じんわりと開放感が心身に広がっていくのが本当に心地いい。

竹芝桟橋に戻ってくるときは、楽しかった島での時間を想いちょっと名残惜しい気分と自分の場所に帰ってきたという安堵感が交差する。
島でたっぷりパワーチャージされたから、東京の風景がだんだん近づいてくると「よしっ、またがんばってみるか!」。
そんな気持ちにもなる。

夕暮れ時、夕焼けに染まりトワイライトタイムに瞬き始める東京は切ないほどに美しく、それもまた船でのアプローチの贅沢な楽しみ方。

伊豆大島に行く際の私にとっての大切な通過儀礼。
それが、レインボーブリッジの下なのです。




2014年4月11日金曜日

ここはモナコ!? 熱海から伊豆大島へ!



久しぶりのブログです。ごぶさたしてました。

昨年末からずーっと、仕事に追われていた先日、何もしなくてもいいという「奇跡の一日」が。
しかも夜型の私がなぜか早朝に起床。
そこで思わず、「伊豆大島に行こう!」とガバっと起き上がり決定。

でも、今からだと微妙に竹芝からのジェット船に間に合いそうにない。

「う〜ん。。。」

と、ちょっと悩んでいたら「!」。
そうだ熱海があるじゃない。

そう、実は熱海港からも伊豆大島行きのジェット船が運航しているのです。

東京駅からこだまに乗り込んで一路、熱海へ。車内でコーヒーを飲みながら意外な展開に自分でもワクワク。
熱海駅にたどり着き、駅前の無料の足湯施設でちょこっと熱海の温泉を楽しんでから、船着き場へ。

出航までの間に見渡す、すこーんと青い空と開放的な港の風景はとても新鮮でした。
ネオンと高層ビル、レインボーブリッジに見送られる竹芝埠頭もいいけれど、これも悪くない。というよりもレジャー気分が盛り上がる風光明媚さ。
熱海から伊豆大島まではわずか45分というのも魅力です。

しかも、ジェット船が出発してからの風景がすばらしかった。
まるでモナコのようと表現したら言い過ぎ?

遠くなっていく街並みとその後ろに広がる緑の山々。ヨットハーバーに係留された真っ白なヨットの姿も映え、異国情緒たっぷりです。

しばらく行くと山の後ろから富士山の雄姿も見えてきた。
いいなぁ。

こんな予定のまったくないプチトリップは本当に久しぶりです。ずっとあわただしく過ごしてきた日々のストレスがゆっくりと解きほぐされていくようで、ジワリと幸福感が満ちてくる。

さあ、島に着いたら何をしよう。

快適に走るジェット船の中で、あれこれと今日一日のお楽しみを考えてみるのでした。



2013年12月19日木曜日

伊豆大島の元気を椿が連れてくる



平成25年10月16日、台風26号で土石流被害を受けた伊豆大島。いまだに行方不明者の方がいらっしゃり、仮設住宅や避難先でご不自由をされながら生活されている島民の方がいます。

被災後、何もできない自分の非力さを痛いほど感じつつ、島に暮らす友人、知人たちが復旧・復興に尽力している姿をずっと見てきました。
また、全国各地からのはげましのことばと数多くのボランティアの方々のサポートにどれほど元気をいただいたことか。伊豆大島に多少でもかかわってきた人間として、また東京都民として心からのお礼と敬意を表したいと思います。

本当にありがとうございます。


復興にはまだしばらく時間がかかると思います。
でも、それとあわせてそれまでと変わらない観光客のみなさんに楽しんでもらえる島へとゆっくりと戻っていくことも大切だと思っています。

伊豆大島といえば、やっぱりイメージするのは椿の花。
1月後半には椿の花が咲き始めます。
伊豆大島では復興を祈念する趣旨で来年26年度も恒例となっている「椿まつり」を開催することを決定しました。

椿は伊豆大島の暮らしと密接にかかわってきた島のシンボル。
300万本あるともいわれる群生した椿が花開く様子は、生命力にあふれ見る者を感動させます。
そんな椿の時期までもう少し。

ほほ笑むようにほがらかに咲き誇る椿の花と共に。
多くのみなさんをお出迎えできればと願っています。




2013年9月23日月曜日

これを食べずに帰っちゃダメ!ふるとろ感がたまらない、大島牛乳ぷりん♪



伊豆大島から東京に帰る(とはいっても大島も東京都ですけどね)船に乗り込む前のわたしのお楽しみがコレ。知る人ぞ知る伊豆大島の絶品スイーツ、大島牛乳ぷりん。元町にあるシャロン洋菓子店さんのヒットアイテムで、島で育った牛たちからいただく大島牛乳のしぼりたて生乳を100%使用。それだけでもうれしいのにさらに防腐剤、保存料など添加物を一切使わない本当に手作りのホームメイドスイーツです。

そんなウンチクは抜きにしてとにかくその美味しさに感動です。

プリンを買うとつけてくれる専用の長いスプーンでひとさじ。ふるふるっと卵色のプリンの柔かさにまず驚きます。そして、こぼれ落ちないようにしながらふるんっと口に。とろりとまろやかな生乳のコクと厳選した卵の甘みがふわりと広がり、しみじみ「おいしい~」とつぶやきたくなる。
素材のよさを味わってほしいというこだわりからでしょうか、甘さは実に控えめ。ひとさじごと、その素朴で味わい深い美味しさを楽しみながらビンの底にひそむキャラメルのほろ苦く甘い部分へとたどりつくのがもう、うれしくて幸せ。

一日200本ほどしか作らず、日持ちもしないのでお土産に持って帰るにはこの大島牛乳プリン、購入するタイミングが大事。
実は元町港と岡田港の伊豆大島にふたつある船客待合所内の売店で購入できるのです。
わたしはいつも船に乗り込む前に売店にかけこみ、いくつかをゲット。カチャカチャとビンのまま袋に入れてもらいます。家に帰ってからゆっくり味わうつもりが船内でがまんできずに1個、食べちゃうことも。もちろん、売店でも遅い時間帯だと売り切れてしまうこともあるのですが、そのときは次回を楽しみにぐっと我慢。

お取り寄せもできますが、やっぱり大島で遊んだ帰りに思い出と一緒に、ひとさじごと味わってもらいたい絶品プリンです。




2013年8月18日日曜日

島ミシュラン勝手に認定!伊豆大島名物べっこう寿司



トロリと飴色のにぎりはみごとに大ぶり。豪快に何もつけずにそのまま口いっぱいにほうばると島トウガラシの辛みがつんと鼻にぬける。目の前の海で水揚げされた白身は弾力と甘味があり、シャリと共にかみしめるたびにお寿司を味わう幸福感に包まれる。これが伊豆大島名物のひとつ、べっこう寿司の正しい味わい方。笑


べっこうという名前はもちろんその色から。
獲れたての魚を醤油に漬けた「ヅケ」スタイルでピリッと辛い島トウガラシを加えているのが特徴。ワサビが自生しない伊豆大島での保存食という先達の知恵でもある。


島に点在する食事処はもちろん、民宿や旅館でも登場するローカルフード。でも、ちょっとごちそう気分も味わえるのがやっぱりお寿司のうれしいところ。
緊張するような高級寿司店ではなく、真っ青な海に囲まれた島でのんびり味わうのが一番似合うべっこう寿司。実はとっても贅沢な味わい方かもしれません。


ということで文句なしの島ミシュラン(勝手に)認定です!





2013年7月24日水曜日

三原山から世界遺産・富士にエールを!



大変ごぶさたしてました。
東京アイランダー寺田です。みなさん、お元気でしたか?笑


連載・復活記念、というわけではないですが今回のテーマは富士山!
実は伊豆大島の中心、三原山は絶景の富士山ビューが満喫できるスポットなのです。

一番ラクなのは展望エリアの駐車場から。写真がそれです。

眼下に元町の市街が広がり、雄大な相模湾と伊豆半島のその先にすっくとたたずむ富士の雄姿。天気がよければそれはすばらしいドラマチックな光景が楽しめます。

もちろん山頂までいけばさらに感動的な360度のパノラマと一緒に富士を見ることも。


古くから三原山の噴火は御神火として信仰され、山頂には三原神社が今もあります。1986年に噴火が起こった際、不思議なことに溶岩流は社殿を避けるように流れて、直前で止まったことから御神火さまのパワーだといわれています。

三原山は高さ758m。火口までゆるい坂道を歩いて30〜40分ほどと富士登山と比べてはるかにラク。御神火のパワーある三原山山頂から、日本の象徴、富士山へ世界遺産の熱いエールを送ってみてください!



2012年9月2日日曜日

伊豆大島に、電気自動車がやってきた!

伊豆大島に行くとお世話になるのが、レンタカー。

そして、なんと、ついに!
伊豆大島にも電気自動車のレンタカーが登場です。

これは、東京都環境局による「再生可能エネルギー・電気自動車を活用した観光環境地域づくり事業」の一環。
伊豆大島が日本ジオパークに認定されたことを受けて、観光と環境を融合させた地域づくりを進め、地域振興とカーボンフリーの両立を図ることが目的で導入されたピッカピカの一台。




先日、島にいったときは迷わずこのコを予約。
保有・管理するのは伊豆大島レンタカーさん。

ボディには、「再生可能エネルギーによる電気自動車を利用した観光・環境実証実験 実験中」といういかめしいコピー。
その横には、伊豆大島ジオパークのペイント。

電気自動車、初めて運転したけれど、ビックリするくらいに静か。
坂道では自家発電するので、本当にエコ。
三原山の登山口には、充電器が設置されていたのも発見。
これから、どんどん増えていくといいなぁ。

今のところマックス6時間までしかレンタルできないけれど、日帰りならば問題なし。
ガソリン満タン返しもないし、電気代も無料なのでお得。

観光と環境を意識しながら島内を走ってみると、
風景もまた、違って見えるからおもしろい。



2012年8月13日月曜日

また、戻って来るね、といって大きく手をふろう

島へのアプローチはやっぱり、船がいい。


たっぷり、伊豆大島で遊んだ後、夕方のジェットフォイル船で東京へ戻る(伊豆大島も東京なんだけどね)。
島の空気を最後に深く吸い込んで、船内へ。


指定のシートに座り、シートベルトを締める。
釣竿とクーラーボックスを抱えた釣り客、こんがりと日に焼けた若い島ガールたち。
家族連れや、一人旅、実家に戻っていた人。
みんな、それぞれの伊豆大島での島時間を過ごして、船に乗り込む。


やがて、ゆっくりと離岸。




ふと、窓の外を見ると、手をふる人たちが。
東海汽船のスタッフの横では駐在のおまわりさんも、手をふっている。

そして、その隣にはお世話になった人たちが笑顔で手をふる姿が。


それは、さよならの意味ではなく、
「また、戻っておいでね」というサイン。



島に待っている人たちがいる。
そう思うだけで、心の芯が温かく、そして強くなれる。

だから、私も笑って大きく手をふる。
離れていく船内からは、相手に見えないかもしれないけれど。


「また、戻ってくるね」と心の中でつぶやきながら、大きく、ゆっくりと手をふろう。





2012年7月30日月曜日

晴れてなくたって、いいじゃない




年間を通じて東京都内から伊豆大島に通っています。

島に着くと、都内にいるよりも濃厚に季節感を感じるのは、やっぱり海と山、自然に囲まれた場所だからでしょう。

取材や誰かを同行の場合は、晴れないかなぁ、と思いますが、
ひとりのときは、天気が悪いときの伊豆大島も結構、きらいじゃないんです。

低い気圧が停滞し、圧縮されたような密度の空気と湿度。
ほんの少しの天気の変化が、島にいると風の行方、波のうねり、雲の厚みなどで手に取るようにわかる。
もちろん、大きな被害を出すような悪天候を望んでいるわけではありません。
でも、自然の息づかいを感じさせる湿り気ある、モノトーンの水平線と地平線は、どこかドラマチックで心を泡立てます。

ひとりで車を運転して、周囲の木立が揺れ、遠くの海岸で波が砕けるのを見守る。
木々の緑は雨に濡れ、深く濃いグラデーションでどこまでも広がる。
三原山はホワイトアウトの中で、まったく見えないけれど、その存在だけは、普段よりもずしりと重い。




人工的で計算された空間にはない、リアルな地球の胎動。
生命力にあふれた、生きている伊豆大島を実感する一瞬です。

やがて、風が落着き、青空が見えはじめると世界は一変する。
太陽が顔を出し、島を照らしだすと、すべてはみずみずしくきらめきだす。

そう、天気が悪いときがあるからこそ、快晴の日の島の美しさを実感するというもの。


そんなふうに考えると、晴れてなくても伊豆大島、楽しいな、と思うのです。



2012年7月8日日曜日

森の中にひっそりと、伊豆大島の隠れグルメスポット


半年ぶりのカムバックです!



すみません、ご無沙汰してました。。。。

でも、伊豆大島には通ってたんですよ(言い訳)。


で、いきなりグルメネタです。

「伊豆大島って、何かおいしいものあるんですか?」


そう、聞かれることがあります。
新鮮な地魚に、アシタバ、くさやの干物。。。
いろいろありますが、
実は伊豆大島には知る人ぞ知る、ステキなグルメスポットがいくつかあります。

そのひとつが、カレーハウス木里吉里(きりきり)。




元町の市街地を抜けて、ちょっとびっくりするくらい深い森の中へ続く一本道。
そのどんつきにあるのが、ログハウスの小さな家。
そこが、木里吉里です。


ここは、完全予約制。
その理由は、オーナーの柳瀬ソヨ子さんがひとりで切り盛りしているから。
メニューはすべて手作り。
オーガニックの食材を使い、季節の島の野菜や、くだものもメニューに取り入れます。
カレーに使うたまねぎだけでもずっと付き添いながら3時間かけてコトコトことこと、じっくり煮詰めていくという丁寧さ。
だから、仕込み量は少なく、結果、お出しする料理の数も限定されてしまうからなんです。
「せっかく来ていただいて、食べてもらえないのもイヤでしょ。だから、来る前に1本、電話をしてもらえると助かるのよ」




カレーハウスなので、名物はなんといってもソヨ子さんの手作りカレー。
わたしが頼んだのは、チキン・ひよこ豆・海老のカレーを一度に味わえる三種カレーセット1600円。それぞれの食材を活かした、異なるルーで楽しむカレーは、スパイシーさの中に、こっくりとしたまろみと食材の甘みが溶けあい、しみじみ、美味しい。
手造りの陶器も温かみがあり、味わいを深めます。




また、カレーだけじゃなく、ぜひ、味わいたいのがピザ。
地粉に自家製天然酵母の生地を使ったオリジナル。
人気は伊豆大島らしく、フレッシュなアシタバと椿油を使った明日葉ピザ。
香り高い明日葉の歯ざわりと、とろーりと溶けたチーズがからみあい、驚きの美味しさ。

離島というと、新鮮な魚介。
そんなイメージがあると思います。
もちろん、それは正解。
でも、伊豆大島にはそれだけではない、隠れた「おいしい」場所もあるのです。

作り手のこだわりと愛情あふれる料理は、
子どもたちや、島を訪れた人にこそ、ぜひ味わってもらいたいもの。

あ、手作りデザートも絶品なので、ぜひ!



2012年1月23日月曜日

冬は伊豆大島の海露天、山露天風呂へ!


冬もこれから、1月、2月が最も寒くなります。
「温泉、行きたいね~」なんてフレーズが合言葉になるこの頃。


温泉に欠かせないのは、なんといっても露天風呂ですよね。
適温の温泉にとっぷりと肩まで浸かれば、
ひやりと肌を刺す北風を顔で受けとめながらも、快適そのもの。
ちょっとばかり雨や雪に降られても、
それさえも、温泉情緒として風雅に感じさせてくれます。


伊豆大島の温泉の最大の魅力は、泉質もですが、そのロケーション!




まずは、大島温泉ホテルの三原山温泉。
樹海を手前に三原山のドラマチックな眺望を満喫しながらの露天は、
伊豆大島のベストビュースポットと勝手に認定しています(笑)。
ココロも頭もカラッポにして、すこーんとヌケ感のある空間で、
温泉に浸かれば、イヤなことも忘れちゃいます。

嬉しいのは早朝6時に到着する東京からの大型客船にあわせた、
朝食休憩プランがあること。
港に到着後、そのままホテルへ直行。
温泉に入って、美味しい朝食をしっかりいただき、心身ともにリチャージ。
そこから、伊豆大島観光をスタートさせることができます。
いいな、これ。





そして、夕方にぜひ、訪れたいのが、公共の元町浜の湯。
最強のサンセットビューで大人気の温泉。
水着着用の混浴スタイルがユニークです。
なんと、水着のレンタルもあるのがスゴイです。
島在住の常連さんたちは、オシャレなプリント地のサロンを巻いて、
ゆったりのんびり、アウトドア混浴を楽しんでます。
さすが。

海露天、山露天。
どちらも一度に味わえる伊豆大島の温泉。

やみつきになる心地よさです。





2012年1月9日月曜日

2012年を伊豆大島から輝かせよう



心の芯が折れそうだった2011年。

2012年を迎えても、すべてが変わったわけではもちろんありません。
それでも、けじめと言うか、
その先へ向かうために自分を鼓舞するためというか。
新しい年を迎えることには、気持ちをリフレッシュさせるものがあります。

前に進むということは過去を忘れることではありません。
置いてきた懐かしい思い出や、誰かの面影を記憶に焼きつけるために。
それらの新しい居場所を見つけるために、今を生きる私たちがやるべき仕事。

そんな風に思っています。


新しい一歩を、私は観光という視点から見つめていきたいと思っています。
寄付するお金も、ボランティアできる体力もない私にできる一番、確かなことだから。

そんな私を支えてくれて、
新しい何かを発見し、気づかせてくれるもの。
伊豆大島は、きっとそんな存在のひとつになると感じています。


観光とは、その場所の光輝くものを観るということ。

澄んだ瞳と心で。
2012年の光を、探していこう。



2011年12月25日日曜日

伊豆大島のひらいた感じが、心地いい


仕事で日本の各地の島をめぐりながら思うのは、
いい意味でもちょっとネガティブにも、
島くらしというのはクローズドな空間だということ。

ふらりと私のような「外」の人間が歩いていると、
島の人たちの視線を痛いほど感じることがあります。
もちろん、一度、会話をしてしまえば、
あとは、心からの思いやりともてなしで受け入れてくれるのですが。



伊豆大島には、それがないな、とふと、思う。
見慣れない顔の人間がいても、気にする気配がまずありません(笑)。

これって、きっと東京の島だからじゃないのでしょうか。

伊豆大島から東京までの距離は100キロちょっと。
ジェットフォイルで1時間45分。
飛行機ならわずか25分の場所に、1300万人が暮らす大都会がある。
島の住民もれっきとした東京都民。
親戚や家族、子供たちが東京で暮らす人たちも多くいらっしゃる。

そんな伊豆大島の環境が、
外にひらかれた空気感のようなものを作っているのじゃないのかな。
で、それが島を訪れた我々には、なんとも居心地がいいのです。

しっかり島時間を満喫しつつ、
ちょうどいい塩梅でほっておいてくれるゆるさ。

東京の島はこうでなくっちゃね。



2011年12月3日土曜日

濃密、Yummyな大島ジャムたち

Yummyとは英語で、「おいしいっ!」という意味のかなりカジュアルな表現。
本来は幼児語ですが、親しい人との間でよく使われます。

伊豆大島の隠れ家リゾート、といえばホテル&リゾート・マシオ。
セレブたちも訪れるというわずか3部屋のみのリトリート。

その、マシオで作っている、知る人ぞ知る伊豆大島の逸品。
それが、絶品のジャム。




4種類あるのですが、中でも私が好きなのが、伊豆大島桜さくらんぼジャム。
伊豆大島には実は、180万本もの山桜が群生しているそう。
ソメイヨシノの原種とされるもので、3月下旬に開花時期はそれはみごとだとか。

その山桜のさくらんぼをひと粒、ひと粒、手摘みをして作ったジャムは、
さわやかな甘酸っぱさが広がり、ちょっとびっくりする美味しさ。
伊豆大島の優良特産品に認定されたのも、納得です。

そして、もうひとつ絶品なのが、塩牛乳ジャム。

大島で飼育された乳牛のミルクと、大島産の塩「海の精」を使ったジャムは、
ジャムというには濃厚で、思わず、Yummmmmy!と叫びたい美味さ。

このほか、島とうがらし牛乳ジャム、明日葉牛乳ジャムといった変わり種も。
パン食派ならぜひ、トライ。

大島のお土産にぜひ、お薦めしたい絶品ジャムたちです。




2011年11月6日日曜日

伊豆大島の空の下、オペラ「椿姫」が響きわたる

伊豆大島の名産、といえばご存じ、椿。

ということで、実はオペラ「椿姫」が毎年、開催されています。
それも、なんと屋外上演。




先日、その第七回目のオペラが開催。
場所は、リス村の広大な芝生の広場。それまで降っていた雨があがり開放感たっぷり。
残念ながら、その先に見えるはずの富士山は見えなかったけれど。


観客はみな、芝生にシートを敷いての鑑賞。
このオペラ、実は無料なんです。
観に来られている方も地元の方が中心で、今年は200名ほど。
さらに、この日にかぎりリス村の入園料800円も無料!
すごいなぁ。
キャンプ場もそうだし、運動場もそう。
動物園だって無料。
伊豆大島って、無料の施設、サービスが多い。
というか、多すぎ(笑)。


せっかくのオペラなので、私が持参したのはタータンチェック柄のシートに、
いただきものの赤ワインと、ワイングラス。
プラスチックじゃなく、本物です。
これで、気分がぐんと上がります。




「乾杯の歌」が始まり、「椿姫」が開演。

透き通ったオペレッタの声が伊豆大島の空に響き、
彼らの脇を秋の風が抜ける。

前には日傘をさしたおばあちゃん。
横の芝生では子供たちがころげまわっている。
水平線には行き交う客船。

とってものどかでカジュアルだけれど、芸術に触れる知的な喜びに心が震える。




今年で7回目となる、このオペラ。
伊豆大島でピュアな椿油を製造する「株式会社 椿」が主催。音楽を愛する社長のもと、スタッフ総出でこのイベントを支えています。


来年は、シャンパンを持ってこよう。
それに、音楽やイベント好きな友人たちも誘おう。


きらきらときらめく秋の週末の島オペラ。
ちょっと贅沢で、リラックスする心の栄養です。



2011年10月23日日曜日

ロンリープラネットマガジン韓国、伊豆大島を満喫!


韓国で発売されている旅雑誌「ロンリープラネットマガジン韓国」で伊豆大島が特集されました。

実は編集長とフェイスブックのお友達で、
「伊豆大島っていうと~ってもおもしろい島があるんだけど、取材しない?」
と甘い言葉をささやいたところ、
「震災後の日本を応援する意味もあり、日本企画を考えていました」
と真面目な編集長らしい回答をいただき。

さっそく、東海汽船のアウトドア&ディズニー大好きなYさんに相談。
会社として取材チームをサポートしてくれることを快諾してくれたのでした。



取材チームは女性編集者と男性カメラマン。
このあたりは日本と一緒。

わずか2泊の滞在でしたが、
伊豆大島の頼れるアクティビティ会社、グローバルネイチャークラブさんの体験ダイビングと、三原山トレッキングのエコツアーに参加。
トレッキングは、私も東京での仕事を切り上げて参加。
前日まで台風だったとは思えない、びっくりするほどの晴天の中、三原山の火口を歩く。
島きっての動物&ネイチャー好きの森林インストラクターNさんが熱心に、取材チームに伊豆大島の自然環境について教えてくれます。




う~ん、最高に気持ちいい。


トレッキングの後は、温泉に入り、
宿泊先の大島温泉ホテルでの夕食。
やっぱり、ここはアシタバの天ぷらと、ホテル名物のキンメのしゃぶしゃぶを味わってもらわないとね。
カメラマンは浴衣姿で撮影。



今回、取材班が心から楽しんでいる姿を見ていたら、
もっともっと、伊豆大島の魅力をたくさんの人に知ってもらいたいなぁ、と思う。
世界中のさまざまな場所へ取材で訪れる彼らを満足させ、楽しませてくれた伊豆大島。


やっぱり、ここはなかなかの場所だと。
私は思うわけです。


2011年10月2日日曜日

伊豆大島のアシタバは甘い

「アシタバって、響きがステキ」

先日、韓国からの旅雑誌の取材チームのコーディネートを伊豆大島でした際、
明日葉(あしたば)について教えてあげたときに、編集女子がこうつぶやいた。

伊豆諸島に自生する明日葉は、伊豆大島の名産。
明日葉の天ぷらや、おひたし、チャーハン。
そば、ソフトクリームなんていうのもある。

食べたことがない人もいると思いますが、
味はホウレンソウとセリを組み合わせて、ほんの少し香草の風味を加えた感じ(笑)。
セリ科なので、香りがたちます。

「苦い」というイメージがありますが、伊豆大島の明日葉は「赤茎」と呼ばれるもので、
苦味が少なく、清涼感ある甘味が特徴。

だから、揚げ物、炒めもの、煮物などいろいろな料理に取り入れても違和感なく、美味しくいただけます。

明日葉の植生に関しては、こちらをごらんください。


東京ではスーパーでもまず見かけないし、ましてや明日葉料理を出す店も限られています。

だから、明日葉がメニュー出てくると、
「お、大島にいるんだな」とニヤッとしちゃいます。

まだまだ、大島の明日葉料理を極めているわけではありませんが、
現在の、お薦めツートップこちら。

まずは、大島温泉ホテルの夕食の定番メニュー。
明日葉の天ぷら。



金目鯛のしゃぶしゃぶコースの中の一品ですが、
このサックリと軽く揚がった明日葉と生ビールでまず、乾杯!
衣が控えめなので、明日葉、本来の甘み、苦味が味わえるのがここの特徴。
サクサクっと、大島産の塩でいただくのが好きです。




そして、愛らんどセンター御神火温泉内の喫茶コーナーにある、明日葉入りのピリ辛冷やし中華!
つるんとした麺のコシと、ネギ、豚肉、そして明日葉をピリ辛のタレでまぜこんだトッピングにコクのあるスープが絶妙にからみあって実に美味しい!

夏限定らしいのですが、これにまたまた生ビールの組み合わせが最高!
温泉後のほてった体で、いただくのもオツなもので、個人的にぜひ、通年メニューにしてもらいたい味です。


伊豆大島に来たら、ぜひご堪能あれ!



2011年9月17日土曜日

ココロに島を。


真夏日の東京都内で忙しくスケジュールをこなしている、ふと瞬間。
あ、今頃、大島はどんなだろう。
そう思うことがあります。

それは、単純に遊びに行った場所への記憶の揺り戻しではなく、
次回はいつ行けるのだろう、といったレジャー客の憧憬でもない。

たとえて言うのならば、離れている故郷を思うような気持ち。




思えば、東京生まれの私は故郷というものを実感したことがありません。
友人たちがお盆や年明けに「大変だよぉ」と言いながらも、
どこかはずんだ表情でふるさとへ帰る姿を、
羨ましいのとは少し異なる、なんとなく不思議な思いで見ていました。

伊豆大島に来ることが増え、
島のあれこれが少しずつわかってくるにつれて、
ふるさとへ帰る友人たちの気持ちがなんとなくわかったように思えてきました。

大島で生まれ、都心で暮らす人たちも私と同じような思いなのだろうか。
今は島にいる子供たちも、
東京に出たら、同じように思うのかな。


ちょっと弱気になった自分がいるとき。
ふらっと行ける懐かしい場所がある。
それだけで、もう少しがんばってみようかな、と元気になります。


東京に島がある、それを発見したら、
ものすごく、ココロの芯が豊かになったように思います。



2011年9月9日金曜日

ニューヨーカーの「がんばれ! 日本」


東京アイランダーとして、大島ナビのSさんに誘われて伊豆大島へ。
自称、晴れオンナなのですが、今回は別ミッションで同行のイケメンズ2名が嵐を呼ぶタイプだったようで、終日、天気悪し。。。
裏砂漠も完全なホワイトアウト状態で、な~んにも見えない。

そんな中、あちらこちらと伊豆大島を移動しながら視察、
立ち寄ったのがトウシキキャンプ場。
島の南端、波浮港に近い海沿いの絶景のキャンプ場ですが、これがなんと無料。
トイレ、シャワー、かまどなども揃っているのに無料。
芝生の敷地は広く、しかも、目の前はみごとな水平線。
なのに無料(しつこい)。
背後には三原山の雄姿が見える(らしいです)。

前の晩は暴風雨のようで、まさか誰もキャンプなんてしていないだろう、
と思っていたら。


いました。


それも、外国の方(カップルです)!


カップラーメンでランチ中のところ、声をかけてみたらニューヨークから来たとのこと。
伊豆大島はガイドブックのロンプラ(ロンリープラネット)に掲載されていたので選んだそう。そして東京都が出している英語のブックレットを参考にいらっしゃったそうです。
へ~。

震災後のこんな時期に観光で来てくれたことのお礼を伝えると、「気にしていません。それよりも、日本の復興を心から応援しています」



ふたりの腕には「がんばれ!日本」のリストバンド。
ニューヨークでも募金活動を行っているとも、教えてくれました。

「伊豆大島は、素朴でみんな親切ですばらしい。
昨晩はものすごい雨だったけれどトウシキキャンプ場も快適だよ」

明るく笑顔で話してくれるふたり。
伊豆大島に数日滞在した後は、京都を訪問して、富士登山にもチャレンジするそう。


こんなふうに外国の観光客のみなさんが日本に来てくれること。
伊豆大島を選んでくれたこと。
それが、どんなに私たちのはげみになることか。
彼らとの出会いで、あらためて実感しました。




来てくれてありがとうございます。
どうぞ、日本を楽しんで滞在してください!