「アシタバって、響きがステキ」
先日、韓国からの旅雑誌の取材チームのコーディネートを伊豆大島でした際、
明日葉(あしたば)について教えてあげたときに、編集女子がこうつぶやいた。
伊豆諸島に自生する明日葉は、伊豆大島の名産。
明日葉の天ぷらや、おひたし、チャーハン。
そば、ソフトクリームなんていうのもある。
食べたことがない人もいると思いますが、
味はホウレンソウとセリを組み合わせて、ほんの少し香草の風味を加えた感じ(笑)。
セリ科なので、香りがたちます。
「苦い」というイメージがありますが、伊豆大島の明日葉は「赤茎」と呼ばれるもので、
苦味が少なく、清涼感ある甘味が特徴。
だから、揚げ物、炒めもの、煮物などいろいろな料理に取り入れても違和感なく、美味しくいただけます。
明日葉の植生に関しては、こちらをごらんください。
東京ではスーパーでもまず見かけないし、ましてや明日葉料理を出す店も限られています。
だから、明日葉がメニュー出てくると、
「お、大島にいるんだな」とニヤッとしちゃいます。
まだまだ、大島の明日葉料理を極めているわけではありませんが、
現在の、お薦めツートップこちら。
まずは、大島温泉ホテルの夕食の定番メニュー。
明日葉の天ぷら。
金目鯛のしゃぶしゃぶコースの中の一品ですが、
このサックリと軽く揚がった明日葉と生ビールでまず、乾杯!
衣が控えめなので、明日葉、本来の甘み、苦味が味わえるのがここの特徴。
サクサクっと、大島産の塩でいただくのが好きです。
そして、愛らんどセンター御神火温泉内の喫茶コーナーにある、明日葉入りのピリ辛冷やし中華!
つるんとした麺のコシと、ネギ、豚肉、そして明日葉をピリ辛のタレでまぜこんだトッピングにコクのあるスープが絶妙にからみあって実に美味しい!
夏限定らしいのですが、これにまたまた生ビールの組み合わせが最高!
温泉後のほてった体で、いただくのもオツなもので、個人的にぜひ、通年メニューにしてもらいたい味です。
伊豆大島に来たら、ぜひご堪能あれ!